バイクは危ない?バイクと交通安全
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バイクは危ない乗り物とのイメージを持ってる方は多いかと思います。
自分もバイクに乗る前はそう思っていました。今でも多少はそう思っています。
- 実際危ないのかどうか
- 何故危ないのか
- 安全性を高める為には?
を書いてます。
バイクに興味があるから乗ってみたいけど、、、
危ないって聞くし、コワいなぁって考えてる方の参考になればと思います。
バイクって危ないの?バイクの危険性
バイクは実際危ない乗り物なのか?
警視庁二輪車の交通死亡事故統計(2020年中)より引用
警視庁のサイトに書いてある二輪車の交通死亡事故の統計見ていただければ分かると思うんですが交通事故による死者数2839人の内526人/18.5%が二輪車乗車中のものとなっております。
4輪車が882人/31.1%なので、車の方が危ないじゃんと思われるかもしれませんが、
4輪車の保有台数 約7,800万台内乗用車は6,200万台
2輪車の保有台数 約1,000万台(原付第一種・第二種含む)ともに2019年度のデータ
一般社団法人 日本自動車工業会のサイトより引用
二輪車の保有台数は四輪乗用車の保有台数の約1/6と圧倒的に少ないです。
それなのに、交通事故死者数は四輪車882人に対して、二輪車は526人と保有台数の割に大きな差が無いように感じます。
それだけ、二輪車は交通事故を起こすと大きなケガや最悪死亡するリスクが高いのだと思います。
バイクは何故危ないのか?バイクだけのせいなの?
なぜ、死亡リスク・ケガのリスクが高いかと言うと、多くの人がイメージ出来るかと思いますがバイクに乗車中は身を守る物が殆ど無いからです。
バイクが危ない理由・身を守る物がない・車体自体が不安定
四輪車の場合は、丈夫な車体・シートベルト・エアバックなど、万が一の事故でも運転者の身体を保護してくれる物が多数ありますが
二輪車の場合は、ヘルメットとグローブ位。しっかり装備をしている方でも各部プロテクター位で、万が一の事故の時にその衝撃を直接身体に受ける事になります。
また、二輪車は四輪車とは違い自立できない不安定な乗り物です。四輪車だったら大きな問題にならないような路面状況でも、二輪車の場合転倒のリスクが増える様な状況が多々あります。
雨に濡れた路面・道路上の異物等・落ち葉・道路脇からの飛び出しによる急ブレーキ、急ハンドル
車だったらヒヤッとなるだけで事故にならないような事も、バイクだと簡単に事故に繋がるような事に、、、
自分は、
- 停車中の車を追い抜く際にギアチェンジの操作を誤り転倒(2速のつもりがニュートラル(ブレーキレバー曲がる))
- 狭い登り坂の曲がり道を低速走行時に操作を誤り転倒(ブレーキレバー曲がる)
- 狭い登り坂の曲がり道を低速走行時に操作を誤り転倒(ブレーキレバー曲がる)
- 雨の日の左折時に転倒。晴れの日と同じ感覚での操作、橋の繋ぎ目でのスリップ(腰強打)
等がありました。
幸い、大きなケガは負ってないですが転倒リスクだけでも身近にたくさんあります。
バイクが危ない理由・小柄な車体で被視認性が悪い
バイク自身の不安定さに加えて、被視認性の低さも事故リスクの高さの要因になってると思われます。
公道を走る以上当然ですが自動車も一緒に走行する事になります。また、自転車や歩行者への注意も必要になってきます。
自動車のドライバーも当然免許を持っているので、安全に走ってくれるだろう・こちらに気を付けて走ってくれるだろうと考えるかと思いますが、、、、
想像以上に、ドライバーはバイクの事が『見えてない』『見てない』です。
自動車のわき道からの合流や進路変更、右左折時、目視確認したけど見えてないのか、見えてるけど『大丈夫だろう』と考えるのか、そもそも周囲を見てないのか、、、
車相手の危険な場面・ヒヤッとする場面は公道を走る以上多数あります。
ドライバーは自分が思っている以上に、いい加減な運転をします。
- ながら運転(携帯電話を使用しながらの運転、オーディオ類の操作、テレビ等の視聴)
- 安全確認不足(追い越し、進路変更、急停止、急ハンドル)
- エゴ運転(幅寄せ、車間を詰める、煽り運転?と思うような運転の数々)
- 夜間やうす暗い時のライト不点灯
ライダー側が車に気付いてる・見えてる=ドライバー側がバイクに気付いてる・見えてると考えて運転をしてると事故に繋がる事になるので、基本的に見えてない心づもりで運転した方が良いかと思います。
バイクが危ない理由・ライダー自身の無謀運転・無責任
バイクが危ない理由は色々ありますが、最大の理由はライダー自身にあると思います。
バイクの公道上での危険性の高さがあるにも関わらず、ライダー自身でよりリスクを高める様な行動をしてしまってます。
装備面では、ヘルメットの着用が不適切又は不適切なヘルメットの着用
ヘルメットを装着時アゴ紐を付けない、しっかり被らない
規格外のヘルメットを着用する。排気量にあったヘルメットを被らない・バイク用のヘルメットではなく、工事現場用や装飾用のヘルメットを着用しての走行
軽装での走行
暑い時に半袖・短パンで乗ってる方がいますが、転んだ時は身体が擦り下ろされます。
寒い時に防寒がしっかり出来てない、グローブの未着用でポケットに手を入れて運転してる人もいますが、ブレーキ操作などの反応が遅れてしまいます。
相応しくない服装で乗車しているライダーを多く見かけます。バイクでの交通事故による大ケガや死者が多いのはそういった事が要因になってると思われます。
また、無謀運転・危険な運転も多く見られます。
- 速度超過での走行
- 山道等のブラインドコーナーでの追い越し
- 前走車等の死角に入るような走行ライン
- 停車中や低速走行時のムリなすり抜け
- 原付でゆっくり走るのに、すり抜け等で前に出る。車線の真ん中を走る。
安全未確認での追い越しやすり抜け。センターラインをはみ出しての山道等の走行。相手をイラつかせる走行。
そして、自らの不注意やムリな運転により事故。大ケガ、最悪死亡。
で、被害者面。
バイクは車と比較して、ケガ等のリスクは高い乗り物なのは間違いないですが、ライダー自身が更にリスクをあげる様な乗り方をしてる場合が大半ではないでしょうか。
バイクに乗る以上、安全に乗る為の義務が車同様発生します。それを無視して乗ってる方を多く見かけます。
他人は想像以上にあなたを見ていません。それなら自分の安全は自分で守るしかありません。自分の安全を意識したら、結果的に他の歩行者等の安全も守る事にも繋がります。
バイクの危険性をよく理解して、それに見合った運転を心掛ければ防げた事故も多分にあったかと思います。
バイクを運転する場合は車以上に交通安全意識を高めて運転するようにしましょう。
バイクは危ない。バイクの危険性を下げる為に出来る事
バイクの事故の際の大ケガや死亡のリスクは高いです。ただ、便利な乗り物であり、楽しい乗り物でもあります。
『危ないから乗らない!』は、間違いではないと思いますが
興味があるけど、、、危ないしなぁと考えてる人は、せっかく興味をもったのならぜひ乗ってみてほしいです。
危ない事を理解して、安全運転で楽しめば良いと思います。リスクを0には出来ないもののリスクを下げる方法はあります!
安全にバイクに乗る為出来る事『装備・服装』
バイクは運転者や同乗者の身体がむき出しになっている乗り物です。
それを守るためにも
しっかりした装備で運転をしてほしいです。
ヘルメット・グローブ・極力肌を露出しない
安全にバイクに乗る為に出来る事『心に余裕を持つ』
ムリな運転はしない
上にも書いた様に、ムリな運転から他者を巻き込む事故及び単独事故に繋がる事がほとんどです。
- 周囲を過信しない
- 自分を過信しない
- だろう運転はしない
- 速度超過・一時停止・右左折、進路変更等の安全確認
当たり前の事を当たり前にする。それだけで、安全性は大幅に向上するかと思います。
自分の体力に見合ったバイクに乗る、定期的なメンテナンスをしっかり行う
自分の体力・体格に見合ったバイクに乗るようにすれば、事故のリスクは減らせます。
取りまわせないほど重い・足がほとんど付かない・そんなバイクに乗っていたら、安心してバイクに乗る事が出来ません。余計な部分に意識が回り運転に集中できません。
バイクの見た目はバイク選びには重要な要素ですが、それと同じくらいに車重や足付き性は重視して選んだほうが良いと思います。
『しばらく乗れば慣れる』とはよく耳にしますが、慣れる前にこける・倒れる・コワい・面倒くさい等の負の感情を持った状態では、事故のリスクもあがりバイクに乗ること自体も楽しめない様に思います。
また、定期的なメンテナンス。
オイルや空気圧の調整。ライト等の点灯確認などの日常点検から
定期的なメンテナンス、消耗品の交換などもしっかり行うようにしましょう
走行中のマシントラブルから事故に繋がる事も十分あり得ます。
バイクを運転・所有する以上、安全に走行できるように管理維持するのは義務です。
自分の為、他者の為にもしっかりメンテナンスは行うようにしてください。
まとめ
最後に、バイク自体は車と比較してケガや死亡のリスクが高い。転倒などの事故のリスクを高い。
そういう意味では危ない乗り物だとは思います。
ただし、普段の乗り方や装備面を気を付けるだけで安全面を向上させる事は十分に出来ます。
せっかく興味を持ったバイク。危ないからと敬遠するのではなく、せっかくなので乗ってみてほしいです。
バイク自体は楽しい乗り物でもあります。
安全面にお気を付けて、ぜひ楽しいバイクライフを送ってください。
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