【要注意】ドライブレコーダーが原因でのバッテリーの性能低下・バッテリー上がりにご用心【駐車監視モード】
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自動車へのドライブレコーダーの普及率は50%以上と言われており、2台に1台はドライブレコーダーが取り付けられているという事です。
普及の要因としては
煽り運転が社会的に注目・問題視されてきた事が多いと思います。
交通トラブル時の証拠として安心感を得られるドライブレコーダーですが、取り付ける商品によっては注意すべきポイントがあります。
ドライブレコーダーが原因で、バッテリー上がり?性能低下?
ドライブレコーダーを取り付ける事で、もしもの時の安心感を得られる事が出来る反面
ライフスタイル・車の使用頻度を考慮して製品・機能を選ばないとドライブレコーダーが原因で余計なトラブルを生んでしまう可能性があるので注意が必要です。
そのトラブルが
『車のバッテリー上がり』
です。
安心の為に取り付けたはずのドライブレコーダーが原因でなぜバッテリー上がりに繋がるのか?と言うと
便利機能の駐車監視モード
ドライブレコーダーの種類によっては『駐車監視モード』と言う機能が付いているものがあります。
読んで字の如く『エンジンを止めて駐車中でもドライブレコーダーが動画を記録し続ける』機能です。
この『駐車監視モード』は駐車中の
- いたずら
- 当て逃げ
- 車上荒らしの防止・抑制
など駐車中のトラブル対策としての役割を持っています。
治安が悪い場所や人通りが少ないところに駐車する場合は、特に嬉しい機能になっています。
駐車監視モードはエンジン停止中でも電気を使っている
駐車監視モードは便利な機能ではあるものの、エンジン停止中でもバッテリーの電気を消耗させ続けます。(ドライブレコーダーによっては外部バッテリーを使用するものもあります。)
自動車のバッテリーはエンジンの動力を使って充電される仕組みになっています。(正確には若干違いますが)
エンジン始動中・走行中だけ充電されて、エンジンが停止している駐車中はバッテリーは消耗するだけです。
ドライブレコーダーの有無に関わらず駐車中は少なからずバッテリーは消耗されていますが、よほど長期間放置でもしない限り簡単にバッテリーが上がることはないです。
ですが、ドライブレコーダーの駐車監視モードを使用した場合は大きな電気を必要とする為バッテリーに与える影響がかなり大きいです。
ドライブレコーダーの製品によっては
- 一定時間で録画を停止
- 衝撃を受けた時のみ録画開始
- 設定電圧までバッテリー電圧が下がった場合は録画を停止
など『バッテリー上がりが起こらない様・起こりにくくなる様』に細やかな設定を出来る様になっています。
なので日常的に自動車を使用する様なライフスタイルなら定期的にバッテリーが充電されるのでそこまで大きな問題になる事は少ないです。(バッテリーを長期間無交換の場合は別)
管理人は自動車整備工場に勤めていますが、バッテリーを交換して1年〜2年程度しか経過していないのに性能が低下しているバッテリーを見かける機会がここ数年で増えています。
その多くが、ドライブレコーダーを装着し駐車監視モードを使用してました。
そして多くのユーザーが駐車監視モード使用時のデメリット・注意点を理解していませんでした。
ドライブレコーダーを購入・取り付けする際は、メリットだけをしるのではなくデメリットもしっかり理解した上での購入をおススメします。
メリット・デメリットを理解した上で購入すれば余計な出費は避けられるかもしれないです。
あまり車に乗らない人の駐車監視モードはバッテリーに要注意
車に日常的に乗らない人が駐車監視モードを使用するとバッテリー上がりになってしまう可能性が大きくなります。
コムテック 取扱説明書 HDROP-14より引用
上記は『コムテック HDROP-14』の取扱説明書の一文なんですが、
- 毎日乗車しない
- 1日の走行が1時間以下
- 車両バッテリーを1年以上使用している
の方はバッテリー上がりの原因になりますのでご使用(駐車監視モードの)をご使用を控えて下さい。と注意書きされています。
この条件だけで見たら営業車でもない限り、駐車監視モードの使用は不可というレベルです。
それだけ駐車監視モードの使用がバッテリーに与える影響が大きいという事になると思います。
駐車監視モードの使用には注意が必要
『なんとなく便利そう・ショップの店員におススメされたから・知らない内に設定されていた』
と、なんとなくで駐車監視モードを使っている又はそんな機能が付いている事も知らずにドライブレコーダーを使っている人がいる思いますが
駐車監視モードを利用するなら
- 定期的なバッテリーの点検
- 定期的に車を利用する
等、より一層車のメンテナンスに気を使う様にした方が良いと思います。
車のメンテナンスに無頓着という方は、駐車監視モードをオフにする・駐車監視モードが付いてないドライブレコーダーを利用する様にした方が急なバッテリー上がりに遭遇する可能性を減らせると思います。
結論/まとめ:毎日乗らないならドライブレコーダーの駐車監視モードは不要
あーだこーだと前述してきましたが、ドライブレコーダーの駐車監視モードの必要性の有無は車の使用頻度やメンテナンスの頻度等で考えるべし。
- 車を毎日使用しない
- 走っても短距離・ちょい乗り
- 車のメンテナンスは基本しない・見ない
- 車のメンテナンスにお金をかけたくない
上記の様な人はドライブレコーダーを装着するにしても駐車監視モードは不要です。バッテリーに悪影響があるだけなので『駐車監視モードが付いてないモデルorオプション品は購入しない』事をおススメします。
また、駐車監視モードを使用する際は定期的に車を使用しバッテリーの点検も通常よりも早い頻度で行う様に心がけたら余計なトラブルを回避できる可能性が増えると思います。
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