【ダサい?】ニンジャ400に『リアキャリア/エンデュランス』と『リアボックス/SHAD』を取り付けてみた!リアボックスの良いところ・悪いところと、ニンジャ400へのリアキャリアの取り付け方法
ニンジャ400の購入とほぼ同じタイミングの2022年7月に購入していたエンデュランスのリアキャリアを長い事取り付けずに放置していましたが、2023年5月にようやく取り付けました。
ニンジャ400に限らず、自分のバイクにリアキャリア+リアボックス(トップケース)の取り付けを検討している方の参考になればなと思います。
リアボックスの良いところと悪いところ
ニンジャ400へのリアキャリア・リアボックスの取り付けの様子をご紹介する前に、管理人が感じるリアボックスの良いところ・悪いところをご紹介していきます。
リアボックスの悪いところ
まずは、悪いところからご紹介していきます。
管理人の主観なので、人によっては『???』と感じる部分もあるかと思いますがご了承ください。
見た目がダサい
オブラートに包まずにズバリ書きますが『リアボックスはダサい』です。個人の価値観に左右されると思いますが、一般的には『ダサい』と感じる人が多いでしょう。
リアボックスの大きな欠点・マイナスポイントではないかと思います。
『リアボックスの取り付けを検討している・興味がある』という人の多くが取り付けるか悩む原因となっているのも『見た目の変化・ダサくなるかもという心配』ではないでしょうか?
リアボックスを取り付けた結果、見た目が向上すると言う事はあまりないと思います。
良くて、現状維持が精一杯だと思います。
バイクの車体後部にポツンと浮いた感じになるリアボックスの存在はバイクの種類によってはせっかくのスタイルを大きく悪くする事でしょう。
取り付けたいけど『あの見た目が、、、』で取り付けを断念している人も多いと思いますし、管理人自身もリアキャリアを購入してから取り付けをせずに約1年間放置していた原因も『見た目が悪くなる』という思いからでした。
バイクに乗っている間は見えないものなので、正直そこまで気にする必要はないのかもしれませんが、取り付けに対して尻込みしてしまう人の気持ちは非常に理解出来ます。
※バイクの種類によっては個人的にはリアボックスが似合うと思うものもあります。
- オフロード系
- アドベンチャー系
- スクーター系
- カブ系
はリアボックスが付いていても様になっていると思います。全部が全部『見た目が悪くなる』と感じているわけでもないです。
取り付けへの価格の高さ
リアボックスを取り付ける際は
『リアキャリア(1〜3万前後)+リアボックス(数千〜数万)+取り付け工賃(ショップに依頼する場合)』
と、取り付けにはトータルで数万円の出費が必要になります。
それを高いと思うか安いと思うかも個人の価値観で違ってくるとは思いますが、気軽にポンっと出せる金額でもないのではないかと考えます。
ましてや、見た目の面も相まって尚のこと悩む原因になるかと思います。
かっこ悪くなるかもしれないものに、数万円出すのは・・・・と考えても仕方ないと思います。
実際管理人はMT-25に乗っていた頃はリアキャリアを購入するまでに見た目+予算面で結構長い期間悩みました。
リアボックスの良いところ
リアボックスの悪いところをご紹介しましたがそのほとんどが『見た目』の面で、見た目が気にならないならかなりオススメのアイテムです。
リアボックスの良いところは?
リアボックスはとにかく便利
リアボックスの良いところはただ一つ『とにかく便利』です。
見た目のハードルを乗り越えて取り付けたらきっと分かってもらえると思います。
リアボックスの便利さに。
管理人自身今回のニンジャ400を含めて3台にリアボックスを取り付けていますので、それだけリアボックスの便利さに重宝しているという証拠です。(どれも取り付けまでに悩みましたが。笑)
積載性がほぼないバイク(スクーター系を除く)の積載性能を上げられる手段は
- 身体に身につけるボディバッグ(リュック・ウエストポーチ・ヒップバッグなど)
- バイクに取り付けるバグ(シートバッグ・タンクバッグ・サイドバッグなど)
- ツーリングネット
- リアボックス
が挙げられます。
ボディバッグはロングツーリング時の疲労の原因になってしまう事もあります。
シートバッグ等はその都度脱着が必要な上に雨天時に使用する時はレインカバーが必要になります。
ツーリングネットは積載で出来る物が限定的になってしまいます。
ですが、リアボックスなら基本的に常設されている為設置の手間がかかりませんし常に一定の積載性を確保する事が出来ます。また、防水性が高いので基本的には中の荷物が濡れると言った事はないです。
リアボックスは鍵でロックをかける事が出来ますので、防犯性能も他の積載方法と比較したら高いです。(貴重品は持ち運ぶ様にしましょう。)
リアボックス単独で使用するのはもちろん、他の積載アイテムと併用する事でロングツーリング・泊まりがけでのツーリングなんかにも対応しやすいと思います。
『見た目』の面で取り付けへのハードルは高いですが、一度取り付けてしまえば『見た目≦便利さ』になってくると思います。
見た目の面でリアボックスの取り付けに悩む気持ちは非常によく分かりますが、取り付けてしまえば『付けて良かった』に変わると思いますので思い切って取り付けてみて下さい!
付けるまでは『見た目』で悩むけど、思い切って付けたら便利なリアボックス
前述した通り、リアボックスの取り付けで一番のネックになるのが『見た目』の問題ですが、思い切って取り付けてみたらその便利さに『取り付けて良かった』と思えるはずです。
リアボックスには容量・デザインで様々な商品が出ていますので、きっとご自身のバイクのデザインに似合う物を見つける事も可能と思います。
見た目の面でも、取り付けた姿を見慣れると『コレはコレでアリかも?』なんて気がしてきて、それほど見た目が気にならなくなったりもします。(ふとした瞬間に『出っ張ってんな〜。笑』と思う時もありますが。笑)
リアボックスが『ダサい』と思っている人には無理にリアボックスをお勧めする事は出来ませんが、リアボックスの取り付けに興味がある人にはぜひ思い切ってリアボックスを取り付けてみて欲しいです。
きっと取り付けた後に、その便利さから満足感を得る事が出来ると思います。
ニンジャ400のリアキャリア(エンデュランス製)の取り付けの流れ
ここまでは、リアボックスの良いところ・悪いところを紹介してきましたが、ここからはニンジャ400へのリアキャリア・リアボックスの取り付けの流れと取り付け後の見た目を紹介していきます。
ニンジャ400に乗っている方は参考にしてみて下さい。
また、フルカウル系のバイクにリアボックスを取り付けたいと考えている方も見た目の雰囲気だけでも参考にしていただければと思います。
今回取り付けたリアキャリア/エンデュランス製ニンジャ400用リアキャリア
今回取り付けたリアキャリアは
- メーカー/エンデュランス【ENDURANCE】
- 商品名/タンデムグリップ付きリアキャリア
- 商品番号/EI800EX4IA1
- 取り付け時間/0.3h(メーカーの想定時間)
- 最大積載量/ 6kg
- 適合車種/ニンジャ250・ニンジャ400(18年2月〜)Z250・Z400(18年2月〜)
- メーカー希望小売価格/20,000-(税別)2023年5月時点
ニンジャ400用のリアキャリアは様々なメーカーから様々な商品が出ていますが、自分が見た限りだとこの商品がニンジャ400用のリアキャリアでは最大積載量が一番大きいです。
最大積載量に余裕がある方が荷物を乗せる時も安心して載せる事が出来ますので、せっかくなので最大積載量が多い当商品を今回は選択しました。
ちなみに、以前乗っていたMT-25にもエンデュランス製のリアキャリアを取り付けましたので、今回の取り付けは2度目になります。
価格が他のメーカーよりも若干割高感がありますが、一度取り付けたら買い替える機会がほとんどないので、長い目で見たらそこまで大きな価格差にはならないと思います。
ただし、頑丈な分見た目がかなりゴツいのでリアキャリアの存在感はそれなりにあります。見た目を少しでもスッキリさせたいと考えている人は他メーカーの物も検討してみて下さい。
個人的にはエンデュランス製がオススメではありますが!!
取り付けに使用した工具
今回の取り付けに使用した工具は
- 六角レンチ(5mm・6mm)
- ボックスレンチ(13mm・14mm)
- スパナ(12mm)
- ラチェットハンドル
- トルクレンチ
です。(年式等によって使用工具のサイズに違いがある場合もあるかもしれませんので、現車確認をお願いします。)
ニンジャ400へのリアキャリ取り付けの流れ
今回かかった取り付け時間はおよそ1時間でした。
メーカーの想定時間よりもかなり長くかかりましたが、事前に説明書を確認し集中して作業を行えば30分以内で終わらせる事は出来ると思います。(動画を撮りつつ、説明書を確認しながらの作業だったので1時間もかかってしまいました。)
また、1人でも取付出来ない事はないですがリアキャリア本体を取り付ける際にバイクに傷を入れてしまう可能性もあるので、可能ならリアキャリア本体を取り付ける際は2人で作業を行った方が安心して取り付けを行えると思います。
リアキャリア取り付けようのステーを取り付ける
リアキャリアを取り付ける為の付属のステーをバイク車体に取り付け・固定をしていきます。
ステーの取り付けは
- リアシート下部
- タンデムステップ(左右)に共締め
の計3ヶ所です。
①リアシート内のボルトを付け替えて、ボルトを利用してステーを取り付ける
リアシートを開けて内蓋も開けて、中のネジを商品(リアキャリア)付属のネジに付け替えます。
取扱説明書にネジの締め付けトルクが書いてますので、念の為に指定のトルクで締め付けました。
トルクレンチを持っていない場合は、通常のラチェットハンドルで締め付けても問題ないと思います。
が、締めすぎず緩すぎずの締め具合でお願いします。
② ①で取り替えたボルト部分にステーをナットで固定する
先ほど①でネジを付け替えた結果、リアシートの下部分にネジが出てきます。
それを利用してステーを仮固定していきます。
最後にリアキャリアの取付位置を微調整する必要があるので、この時点ではステーは手で動かせる程度の仮固定する様にして下さい。
また、取り付け説明書には書いてませんでしたが、ネジを締める際には安全の為にネジロック剤を使用してから締め付けました。
③タンデムスッテプを取り外し、リアキャリア固定用のステーを共締めする
タンデムステップ(左右)を一旦取り外し、リアキャリア固定用のステーを共締めして再度固定します。
この時、この部分のステーも仮固定で留めておきます。
※以前取り付けた、純正ヘルメットホルダー移動ステーとの併用は出来ませんでした。同商品を使用中の人はヘルメットホルダーを純正位置に戻す必要があります。純正位置以外にヘルメットホルダーを付けたい場合は社外汎用品を別に準備・取り付ける必要があります。
↑左側のステーを取り付けた後の画像です。
この作業を右側も同様に行います。
右側のステーは取り付け箇所によってはリアキャリア固定の際に固定用のネジがブレーキフルードのリザーブタンクに干渉してしまう場合があります。干渉しない場所に微調整をしてから最終的に全てのステーのネジを本締めする様にして下さい。
④リアキャリア本体を固定する
全てのステーを取り付けた後(仮固定した後)に、リアキャリを取付していきます。
リアキャリアの取り付け・固定は一人でも出来ない事はないですが、可能なら二人で行った方が作業もやりやすくバイクを傷付ける可能性も減らせると思います。
一人での固定だとネジ穴を確認しながらなので若干面倒くさいです。
前述した様に、リアのブレーキフルードリザーブタンク等に干渉がないかを確認し、問題がなければ本締めしていきます。
ニンジャ400にリアキャリア取り付け完成図
リアキャリア取り付け後のニンジャ400の全体像になります。
エンデュランスの公式サイト・ホームページの商品サイトでも取り付け後の画像が載ってますが、実際に見ても『結構出っ張る』という印象です。
取り付け後数日で見た目にも慣れましたが、最初は『違和感』と『う〜ん、ダサい。笑』という思いが強かったです。(しつこいですが数日で慣れると思います。笑)
リアボックスを取り付ける
リアボックスは『SHAD /SH40カーゴ』を取り付けます。
SHADのリアボックスは開閉が楽なので、個人的にはオススメのメーカーです。価格も有名メーカーのものとしては比較的リーズナブルと思いますので、良かったら検討してみて下さい。
これは『マジェスティS・MT-25』でも使用してきたお下がり・中古品になります。
取り付け作業時の画像を撮っていなかったので、リアボックスの取り付け後の画像のみの紹介になります。
リアボックスの取り付けは
- ①リアボックス固定用のベースをステーを利用してキャリアに取り付ける
- ②ベースにリアボックスを固定する
だけの作業です。
ベースをキャリアに固定中 ボックスをベースに取り付けて完成
ニンジャ400リアボックス装着画像
リアボックス取り付け後の全体像です。
かなり出っ張った印象を受けます。ですが、1週間ほど使用しての印象は慣れた影響か『コレはコレで悪くないな』に変化しました。
ちなみに、↑の画像はリアボックス+『シートバッグ・サイドバッグ・タンクバッグ』を同時に取り付けた場合の画像です。
かなり荷物が乗る様になったので、泊まりがけでのツーリングでも安心して行える様になったと思います。
以前行った『長崎〜鹿児島ツーリング』の時は持っていく荷物の厳選が必要だった上に、お土産も購入したらバッグがいっぱいいっぱいになったので、リアボックスのある状態でまた鹿児島へのツーリングに再チャレンジしたいと思ってます。
ニンジャ400にリアボックスを取り付けて使用しての感想
ニンジャ400にリアボックスを取り付けて1週間ほど使用しての感想です。
総評:取り付けたらやっぱり便利さが素敵と感じる
見た目への抵抗感で取り付ける決心をするまでに、相当な日数がかかってしまいました。笑
が、取り付けてしまえば『やっぱり便利』です。
取り付けた直後こそ『oh〜、ダサい。。。』と思ってしまいましたが。笑
そんなものは数日で感じなくなるレベルで便利さが勝ちます。
ちょっとしたお出かけの際は、リュック等の準備も不要・シートバッグも不要で手ぶらで出掛けられる気軽さ、買い物した物をサクッと入れられる気軽さ、雨でも荷物の心配をしなくて良い便利さ。
取り付けるまでは『ダサい』という思いが強く出ると思いますが、少し思い切って取り付けたら『見た目』よりも『便利さ』が圧倒してくれると思います。
少しでもリアボックスに興味がある様なら、ぜひ思い切って取り付けてみて欲しいです。
絶対に『便利!』『取り付けて良かった!』と思えるはずですので。
見た目:慣れる
先に総評を書いたんですが、同じ様な内容になると思います。
リアボックス取り付け後の見た目に関してはすぐに慣れます。
取り付け直後こそは『oh〜』と思うかもしれませんが、すぐに慣れと便利さで『コレもコレでありじゃん!』と思える様になるはずです。
使い勝手:便利
使い勝手に関しては、個人的に過去の2台でもリアボックスを使用してきたので言わずもがなですが
『便利』
の一言です。
バイクを日常的に使っている人ならぜひ取り付けてみて欲しいです。
絶対に『便利!』と思ってもらえるはずです。
さいごに:リアボックスに興味があるけど、見た目が気になる人は思い切って取り付けてみよう
リアボックスの見た目は正直かっこいいものではないと思います。
ですが、実際に取り付けてしまったら見た目なんてそれほど気にならなくなります。
と同時にリアボックスの便利さから『取り付けて良かった』と思ってもらえると思います。
もし今、リアボックスを取り付けようかどうしようかと検討中・悩み中なら思い切って取り付けるてみる事をオススメします。(安い物でもないので、予算が許すならですが。)
リアボックスに興味がない人には無理にお勧めする事はないですが、興味が少しでもあるなら取り付けて後悔する事はないと思います。
しつこいですが、きっと満足してもらえると思います。
とはいえ、自分自身も取り付けるまでにかなりの時間を要したので説得力が少ないですが。笑
それでは安全運転で良きバイクライフをお送り下さい!
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