【バイク維持費】 250ccクラスと400ccクラスのバイクの維持費を比較してみた

2023年9月29日

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バイク購入の際に、検討材料にする事が多い(と思われる)車検の有無

自分も(は)、車検の有無の差でMT-25/ヤマハとMT-03/ヤマハで悩みました、、、(最終的にはMT-25を購入しました)

で、実際のトコロどの程度『車検の有無』で維持費に差が出るのか気になったので調べてみました。

その結果をまとめてみましたので、バイク購入の参考にしてみて下さい。

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バイクの維持に必要な費用項目

軽自動車税(年一)

毎年4月1日時点でのバイクの所有者が支払う必要があるものです。4~5月に納税通知書が郵送で送られ、5月末日までに支払う必要があります。

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)(車検毎もしくは、1年~5年毎)

交通事故による被害者を救済する為、加害者が負うべき経済的な負担を補てんする事により、基本的な対人賠償を確保する事を目的とされた保険。

原動機付き自転車(原付)を含むすべての自動車に加入が義務付けられています。

車検のある自動車や400ccクラス以上のバイクだと、車検毎に更新されるので未加入の心配はないですが、それ以下の50cc~250ccのバイクは自分での更新が必要になりますので期限切れに注意が必要です。

未加入で運行した場合は、罰則により罰せられます。

参照 国土交通省ウェブサイトより

任意保険(自動車保険)(毎月)

自賠責保険(強制保険)とは違い、加入してなくても運行は可能です。

が、自賠責保険だけでは補償が万全とは言えません。万が一の際の事故に備えて、任意ではありますがバイクに乗る以上は必ず加入するようにしましょう。

条件・補償内容に応じて保険料も大きく変わりますので、見積もり・保険のプロに相談をして、『いざという時に、補償が受けられない』『自分には不要な補償で無駄な支払いをしてた!!』などと言う事がない様に自分にあった補償をかける様にして下さい。

ちなみに、任意保険の加入率が全国平均約75% 一番低い所では約54%と言う事で、、、10台中3~4台ほどが無保険の可能性があるみたいです。。。

事故した場合の被害者の為でもありますが、自分を守る為でもあるので、必ず加入して下さい!!

ガソリン代(その都度)

通勤通学で毎日使う人と、週一・月一ツーリングで使う人では、かなりの金額差が出ると思います。

毎日使うけど、チョイ乗り距離。週一だけどツーリングでガッツリ走る。使用頻度に違うけど、使用頻度が少ない人の方が実際の走行距離は多かったりする場合も、、、

なので、自分の使用する機会・シーンを思い描いて計算してみると良いと思います。

消耗品・定期メンテナンス

バイクに乗る以上、必要になってくるのが消耗品の交換と定期的なメンテナンス。

  • タイヤ
  • オイル
  • ブレーキ回り
  • 駆動系
  • 電気回り

などなどの、交換及びメンテナンス。

車検の有無に関わらずにしっかり見るようにしましょう。自分で日常的に見るのはもちろんの事、購入したショップ等プロの定期点検を受けていれば、急な故障・トラブルのリスクを減らす事が出来、安心したバイクライフを送る事が出来ます。

当然、定期点検代や交換部品代等の費用は必要ですが、ノーメンテナンスで使用した結果、、、事故や大きな故障・トラブルに繋がり、結果余計に費用が高くなるという事を避ける事につながります。

駐車場代(使用環境によっては毎月)

家に駐車スペースがある場合は不要ですが、ない場合は別に準備する必要が出てきます。

また、集合スペースで駐輪場があるものの、、、、自転車が乱雑に置いてあったり、管理が行き届いてなかったりした場合も別に借りた方が精神衛生上は良いかと思います。。。

ただ、バイク用の月極駐車場と言うのがあまりないので、、、自分は車用の駐輪場に青空駐車してます(正直不安ですが、、、)

大体上記の物が排気量関係なくかかる費用項目になります。

車検に必要な費用項目

ココからは251cc以上に必要な車検費用項目になります。

重量税

250cc以下のバイクでも必要になるんですが、250cc以下のバイクの場合は、購入時に支払いそれ以降は不要です。

251cc以上のバイクでは車検毎にも支払いが必要となります。

1,900/1年の2年分で3,800円(登録13年以上経過した車両は金額が増えます。)

自賠責保険(自動車損害賠償保険)

上でも記入しましたが、再度こちらでも、、、

250cc以下の場合は、契約者が任意で1年から5年間の年ごとで契約期間を決められます。(長くすれば1年当たりの金額は安くなる)

251cc以上の場合は、車検毎に更新するかたちになります。(新車購入時は3年/以降は2年毎)

9,270円(24ヵ月)(2022.1月現在)

※1年ごとに金額の見直しがされるの事があるので、増減する可能性があります。

印紙代

検査にかかる手数料です。1,700円か1,100円が必要です。(車検を受ける業態によりけり)

自分で検査場に持って行き、検査を受けるユーザー車検の場合は上の3つの費用項目で車検を受ける事が出来ます。(車検不適合の部品がある場合は、別途部品代及び工賃)

車検手数料

お店で車検をお願いする場合は必要です。

  • 法定点検費用
  • 整備費用
  • 事務手数料
  • 車検代行手数料

などになります。

ショップによっては様々なコースが準備されており(法定点検+α)コースによって料金も様々です。

おおむね30,000円~50,000円程度が必要検査料がになります。(プラス法定費用等)

※車種により増減アリ・別途部品交換が必要になれば要部品代(工賃は交換部品による)

車検単体で見た場合は、14,770円/ユーザー車検 50,000円~70,000円/お店に依頼した場合の費用が必要になります。

ユーザー車検・ショップに依頼のメリット・デメリット

ユーザー車検のメリット

安く済む

ユーザー車検のデメリット

手間がかかる・平日しか行く事が出来ないので休みを取れる人限定。不合格だった場合最悪後日行く羽目に、、、

不合格部分の整備に結局費用がかかる。

ショップでの車検のメリット

任せられて楽。プロがしてくれるので、予防整備等で安心。

ショップでの車検のデメリット

ユーザー車検と比較して高くなる。余計な部品の交換の提案までされる事がある。

ユーザー車検とショップでの車検、それぞれ一長一短ありはしますが

個人的にはショップでの車検をオススメします!!

費用の安さだけ見たら魅力的に見えるユーザー車検ですが、やはり手間が、、、

更にメンテナンスを普段から行っているならまだしも、メンテナンスが苦手と言う人は特にショップでしてもらった方が安心です。

以上が車検に必要な費用項目になります。

250cc・400cc維持費比較

ここからは、維持費の比較をしてみます。

想定車種は、ヤマハのMT-25とMT-03です。月間走行距離は500km。30代・通勤使用・車両保険なし。

 

 

250cc/ヤマハ MT-25

400cc(320cc)/ヤマハ MT-03

軽自動車税 3,600円 6,000円
自動車保険/任意保険 6,000円 6,000円
ガソリン代 33,000円 33,000円
メンテナンス/消耗品 10,000円 10,000円
車検 0円 30,000円(1年当たり)
自賠責保険

4,885円(2年9770円の一年分で計算)

車検に含まれてます
合計 57,485円 85,000円
1年当たりの差額 -27,515円 +27,515円

 

※ ・ガソリン代は 250cc400ccそれぞれ 30.0Km/L レギュラーガソリン 165円/L で計算・メンテナンスはオイル交換のみ交換実施距離は3000kmで想定してます。(タイヤを始めその他の消耗品は考えてないです。)・250ccの自賠責は400ccに合わせて2年で計算・それぞれ一年分で表記してます。・バイクの任意保険が125cc以下125cc超の2区分に分かれており、250ccと400ccに差は無いようです。

上の表では250ccクラスと400ccクラスの1年間当たりの想定維持費の差は約28,000となりました。

実際は、車種による燃費の違いやオイル以外のメンテナンス料。その他諸々の違いはあると思いますが、単純な計算ではそこまで大きな差はない様に感じます。

最後にまとめ

単純計算ですが、250ccと400ccでの維持費の差は年間で約30,000円ほどとなります。

金額的にはそれほど大きな差ではないです。

が、新車からの初回3年・以降2年毎の車検という行事が面倒と感じる部分があるのも事実、、、(250ccでも定期点検・メンテナンスは必要です!!)

とはいえ、車検の有無だけでバイク選びをするのは勿体ないと思います。

自分の使用する状況・予算的な事も考えつつ、、、最終的には『乗りたいバイクに乗る!!』というのが大事かと思います。(身も蓋もない話になってしまいますが。。。)

少しでもバイク選びの参考になれば幸いです。

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2023年9月29日バイク

Posted by koukun