【ニンジャ400/2BL-EX400G】オイル・オイルエレメント交換方法・必要な道具
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オイル交換を定期的に行う事でバイクの調子の維持や寿命の延長につながります。
基本的にはバイクショップに任せる方が多いかもしれませんが、『DIYでやってみようかな?』と考えてる人も少なくないと思います。
そんな訳で『ニンジャ400(2018〜モデル)』のオイル交換をDIYでしてみようかな?と考えている人の参考になればと思い今回はタイトルの通り
『【ニンジャ400・ninja400/2BL-EX400G】のオイル・オイルエレメント交換方法・必要な道具』について書いていきます。
DIYでオイル交換をしてみようと考えている人は参考にしてみて下さい。※この記事を参考に作業を行い、怪我や車両の故障等が起きた場合でも責任は負い兼ねますので悪しからずご了承下さい。自信が無い場合は無理はせずにショップに依頼しましょう!
オイル交換の実施目安【距離・期間】
ニンジャ400/ninja400(2018〜)のオイル交換の目安は
メーカ推奨のオイル交換時期は
- 初回:1000km時または1か月時
- 2回目以降:6000km毎または1年毎
オイルフィルタ/オイルエレメント交換時期は
- 初回:1000km時または1か月時
- 2回目以降:18000km毎
となっています。(Ninja400取扱説明書より)
ですが、個人的には実際は
- オイル交換:2000km〜3000km毎または最長6か月程度(初回は1000kmまたは1か月時)
- オイルエレメント交換:オイル交換2回に1回の頻度
で行った方が良いと思います。頻度が多過ぎる感じもするかもしれませんが、メーカー推奨は逆に長過ぎる感じもします。(使用用途・使用条件にもよりますが。)(ちょい乗りが多い場合はエンジンオイルの劣化が早まります。)
バイクの調子を維持する為にも定期的なオイル交換を心がけましょう。
また、距離を走ってなくてもエンジンオイルは徐々に劣化しますので距離を走ってなくても一定期間毎のオイル交換を実施する様にした方が良いです。
ニンジャ400/Ninja400のオイル交換に必要な工具ニンジャ
ニンジャ400のオイル交換に必要な道具は
- 17mmのメガネレンチ、もしくは17mmのソケットとラチェットハンドル
- ラチェットハンドル用のエクステンションバー
- 64πのエレメントレンチ/フィルターレンチ
- 廃油の受け皿
- 漏斗
- オイルジョッキ
- 計量カップ(あれば便利)
以上です。
ドレンボルト(オイルを排出させる部分のネジ)を取り外すのにメガネレンチでも出来ない事は無いですが、作業性はソケット+エクステンションバー+ラチェットハンドルの方が良いと思います。
オイルエレメントの脱着に必要なフィルターレンチは64πの物を使用しました。
漏斗と計量カップは新しいオイルを入れる際にあった方が便利です。自分は100円均一で購入した物を使っています。
廃油入れは、燃えるゴミで処分できる様なタイプの物の方が処理が楽で良いと思いますのでオススメです。※廃油を適当に廃棄するのは絶対にやめましょう!!
ニンジャ400/Ninja400のオイル交換に必要のオイル容量
- オイルのみ交換時:1.6L
- オイルエレメント同時交換時:2.0L
です。
1L缶を2缶用意するも良し、4L缶を用意するも良しです。
ニンジャ400/Ninja400のオイル交換方法・手順
ここから本題です。
オイル交換に必要な道具は前述した通りですが、それ以外にも
- 新しいエンジンオイル
- オイルエレメント(交換する場合)
- ドレンガスケット(ドレンボルト用のガスケット)
- エンジンオイルフィラーキャップのガスケット(出来れば)
も必要になります。
オイル交換時にドレンガスケットを再利用する方もいますが、オイル漏れの原因になる事もありますので基本的にはオイル交換毎にガスケットも交換する様にしてください。
今回自分が準備した物が
- エンジンオイル:ワコーズ/TRトリプルアール 10-40 1L×2
- オイルエレメント:デイトナ/オイル交換パーフェクトセット
デイトナのオイル交換パーフェクトセットはオイルエレメント・ドレンガスケット・フィラーキャップパッキンがセットになっている便利な商品です。
個別に準備した方が安く上がるかもしれないんですが、探す手間を考えたらセットの方が楽です。笑
エンジンオイルは今回は大奮発したんですが、普段は4L/3,000円程度の物を使ってます。笑
オイル交換の手順
オイル交換は
- ドレンボルトを取り外しオイルを排出する。ある程度抜け切ったらガスケットを交換しドレンボルトを締める。
- オイルエレメントを外し、新しい物に交換する。
- 新しいエンジンオイルを補充する。
- オイル量を確認後、一旦エンジンを掛ける。
- エンジン停止後、改めてオイル量を確認して終了。
と、文章で説明したら上記の手順です。
下の方で画像も入れてもう少し詳しく説明していきます。
※オイル交換時の注意点
- 走行直後はエンジン・エンジンオイルが高温になっているので火傷に注意
- ネジ山を潰さない様にネジは真っ直ぐ取り付ける
- 締め忘れない・締め付けすぎない
- ボルトの頭をなめないように工具はしっかり掛ける
- オイルの入れ過ぎ・少なすぎに注意
- 交換後に漏れがないかの再確認もしましょう
①ドレンボルトを取り外してオイルを抜く。
ドレンボルトを緩めて取り外すとオイルが排出されます。オイルを抜く時には下に廃油の受け皿を必ず置く事を忘れないで下さい。
緩める時に使用する工具が、メガネレンチかラチェットハンドル〜です。(17mm)
ココでは前述しましたが、メガネレンチよりもソケット+エクステンションバー+ラチェットハンドルを使用した方が作業をやりやすいと思います。
メガネレンチだと、工具の振り幅が取りにくいです。(出来ない事はないんですが、慣れないと作業をやりにくいと思います。)
ラチェットハンドルを使用したら工具を動かすスペースが取りやすく力も入れやすくなります。
ドレンボルトを緩める時は反時計回りに回して緩めて下さい。
工具を使ってある程度緩めたら後は手で取り外して良いです。(走行直後はオイルが高温になっているので火傷に注意して下さい!)
②ドレンボルトを取り付ける
ある程度オイルが抜け切ったらドレンボルトを取り付けて締め付けます。
この時に古いガスケットを新しい物に交換してから取り付けて下さい。また、ガスケットが二重にならない様に気をつけましょう。
そしてドレンボルトは真っ直ぐに取り付けるようにして下さい。斜めに入れてしまうとネジ山を潰してしまいます。
最初は工具を使わずに手で最後まで締め付けて、最後に工具で締める様にして下さい。
締め付ける力は緩すぎもNGですが、締め付けすぎもNGです。ギュッてなる感覚で締めましょう。ギューっと締め過ぎない様に。(感覚的な感じでスイマセン。規定トルクが分かったら、追記します。)
新しいガスケット 古い物と交換しましょう ガスケットが二重にならない様に注意! 初めは手で締めましょう。工具は最後だけ!
締める付ける方向は時計回りです。
③オイルエレメントを取り外す。
オイルエレメントは『フィルターレンチ・ラチェットハンドル』を使用して取り外します。取り外しはドレンガスケット同様反時計回りです。
オイルエレメントの取り付けてある場所は
アンダーカウルの奥?にあります。下から覗けばスグに分かると思います。
レンチを使って緩める オイルを抜きつつ手で取り外す エレメントが外れたら接地面をウェスなどで清掃しましょう。軽く拭く程度で大丈夫です。
フィルターレンチを使ってある程度緩めた後は手で回して取り外します。
エレメント取り外し後はエレメント接地面をウェス・布等を使って軽く清掃しましょう。古いパッキンの残りやゴミ等の噛み込み防止です。
④新しいオイルエレメントを取り付ける
古いエレメントを取り外し接地面の清掃を終えたら新しいエレメントを取り付けます。
新しいエレメントを取り付ける際はエレメントのパッキン部分に新しいエンジンオイルを薄く塗り伸ばしてから取り付ける様にして下さい。
オイルエレメントもドレンボルト同様最初は手で取り付けます。
手で回し取り付けて、接地面にパッキンが付いたところで工具を使用しおよそ3/4回転締め付けます。
⑤新しいオイルを補充する
オイルを抜き、ドレンボルト・オイルエレメントを締め付けたら新しいエンジンオイルを入れていきます。
オイルを入れる場所はフィラーキャップを取り外した場所からです。その近くにオイルの量を確認する窓があります。
オイル注入口 オイル量確認窓
オイルを入れる時は最初から規定量を入れないで、規定量より若干少なめに入れましょう。(古いオイルは完全には抜けずに少し残っているので。)
量を確認しつつ足りなかったら再度補充する様にしましょう。
オイルを入れる際に漏斗を使用すると入れやすくなって便利です。
また画像では面倒くさがって缶からダイレクトに入れていますが、こぼしてしまう可能性がありますのでオイルジョッキを使う様にしましょう。(管理人はズボラな人間なので。笑)
オイル量の確認はバイクを垂直に立てた状態で行います。
オイル量確認窓に2本線があり、その間にオイルが有れば適正量です。
上だったら多すぎ、下だったら少なすぎです。半分から8分目を目安にいれる様にしましょう。
⑥一度エンジンを掛けて、停止してから再度量を確認する
新しいエンジンオイルを適正量入れたら、キャップを閉めて一度エンジンを始動させます。(キャップの締め忘れに注意!オイルが吹き出します!!)
1分程度エンジンを掛けてオイルを循環させたらエンジンを停止し再度オイル量の確認をします。
オイルエレメントも交換している場合はオイルエレメントに循環された分オイル量が減っていると思いますので、オイルを補充し適正量に調整して下さい。
適正量に調整したらフィラーキャップを締め付けて、ドレンボルト部・エレメントよりオイル漏れがないかを確認して終了です。
この時にフィラーキャップのパッキンも準備している人はフィラーキャップのパッキンも交換して下さい。
オマケ
ニンジャ400/Ninja400にはオイル交換インジケーターが付いてないのでトリップメーターを利用してオイル交換時期の距離管理をしたら、次回のオイル交換目安になると思います。
なので、自分の場合はトリップBをオイル交換用に利用してます。(オイル交換時にリセット(0にする)してあげる。)
ちなみにトリップAは給油毎にリセットして燃費計算に使ってます。
さいごに
以上でオイル交換は完了です。
自信が無い場合は素直にショップに依頼した方が良いとは思いますが、距離を走る方で高頻度でオイル交換をする場合はDIY(ご自分で)でのオイル交換を覚えたら結構な節約になるのでは無いか?と思います。(工具の準備で初期投資は必要ですが。)
ぜひ興味があれば挑戦してみて下さい!
安全運転でよきバイクライフをお送り下さい!!
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