【初心者】エンジンオイルの重要性。定期交換でエンジンを守ろう！【バイク・車】
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エンジンオイルの交換が面倒くさい。。。。その気持ちが少しは分かる管理人のコウくんです！
エンジンオイルの交換が面倒くさいと言うよりは、、、、
『その為に予約を取って、ショップに行って、作業を待つ』という行為が面倒に感じるんですよねぇ(ダメ人間の思考)
それなら自分でした方が圧倒的に楽とさえ思います。(自動車関係の仕事をしてる影響とは思いますが)
予約・店へ行く行為が面倒で『オイル交換の重要性』を理解しているならまだ良いんですが、、、
エンジンオイルの存在を知らない・車検毎にしか交換してない・エンジンオイルの警告灯(油圧警告灯)が点灯してから慌てて交換するなどエンジンオイルに対してぞんざいな扱いをしている人が結構な数います。
そう言った人にエンジンオイルの重要性を伝えたくて、今回は『エンジンオイルの役割・交換しなかったら？・交換サイクル』などについて書いていきたいと思います。(ただ、オイル交換を気にしない人がこの手の記事を検索するかは？。ですが。笑)
ぜひ自分の車・バイクのエンジンを守る為に読んでみて下さい。
エンジンオイルの役割
エンジンオイルはオイル＝油で潤滑だけが仕事と思われてる人もいるかもしれませんが、実際には
- 潤滑
- 密封
- 冷却
- 洗浄
- 防錆
の役割を担っています。
※なおバイクの場合はミッション・クラッチの保護もエンジンオイルで賄ってますので、エンジンオイルの性能がより高いものが要求されます。
潤滑(じゅんかつ)
潤滑とい文字からイメージが湧きやすいと思いますが、エンジン内の各部がスムーズに動くように作用します。摩耗を少なくして動力の損失を防ぐと同時に、摩耗や破損の防止をしている。(減摩・緩衝作用)
密封(みっぷう)
エンジン内のピストンとシリンダー内の気密を保持する役割。厳密には気密性を高める役割はピストン・リングという物で行っており、シリンダとピストン・ピストンリングの隙間にエンジンオイルが入り込む事によってより気密を高めている。
気密が低下すると、燃焼によって作られたエネルギーのロスにつながります。
冷却(れいきゃく)
オイル＝油で冷却というイメージは湧きにくいかもしれませんが、、、エンジン内部の冷却の役割も担っています。
エンジン内部は摩擦や燃焼によって非常に高温な状態になっています。それらの熱を吸収し冷却する働きをします。
洗浄(せんじょう)
エンジン内を循環し、エンジン内で出来たゴミや異物を等をオイルが吸収したり油路・特定の場所に堆積させないようにしています。
使用によってエンジンオイルが黒くなっていくのは、エンジン内部の汚れを吸収した結果になります。それだけ仕事を頑張っているという事です！
が、吸収にも限界がありますので一定期間・距離で交換するようにしましょう。
防錆(ぼうせい)
読んで字の如く、サビからエンジン内部を防ぐ役割です。
エンジン内部に油膜(油の膜)をつくり、空気や水分などが直接金属に触れないようにしてサビの発生を防ぐようになっています。
エンジンオイルを替えなかったらどうなるの？
極端な話ですが。。。
エンジン が壊れて走行不能になりエンジン載せ替えやオーバーホールが必要になり高額な修理代が発生します。もっと最悪だと走行中の破損で事故につながる事にもなります。
極端な話をしましたが、身近な話だと
- エンジンの寿命を縮める
- 燃費の低下
- エンジンオイルが極端に消費するようになる
なんにしても面倒くさがって交換せずにいても良い事は一切ないです。金額面でも目先のオイル交換代数千円が浮くかもしれませんが、長期的に見たら修理代の高額化・車両の寿命の低下につながる為ぜんぜんお得じゃないです。
エンジンオイルの交換サイクル
エンジンオイルの交換サイクルはメーカー指定で
10000kmもしくは1年ごとに
としている所が多いですが(※メーカーによってはもっと長い場合もある。またターボ車やバイクの場合だとエンジンオイルへの負担が大きいのでもっと短い)
実際はもっと早いサイクルで交換をするようにして下さい。
一般的には
- ノンターボの車/5000km
- ターボ車/3000km
- バイク/2000〜3000km
- 原付バイク/1000km
毎の交換が推奨されています。
正直最初は『メーカー指定の距離でいいじゃないか。販売店が売上の為に早めの交換を推奨してるだけ』と考えていました。
ですがメーカー指定の交換目安の距離等は『一定の条件下での使用・負担が少ない状態での使用』の場合であり、シビアコンディションの場合はそうではないのです。
シビアコンディションとは/Wikipedia←シビアコンディションについてはこちらを参考にしてください。
おそらく、ほとんどの自動車・バイク所有者の使用環境はシビアコンディションに該当すると思います。
その分エンジンへの負荷・負担が大きい為、より早いサイクルでの交換が必要となるわけです。
メーカ指定の交換サイクルを鵜呑みにせずに早めの交換をする様にしましょう。
基本的にはオイル交換をしてもらった際は次回の交換時期が記載されているステッカーが分かりやすいところに貼り付けられていると思いますので、それを目安にすると良いと思います。
また、酸化によってエンジンオイルの性能が低下する為、走行距離が全然伸びてなくても一定期間を目安に交換をする様にしましょう。
エンジンオイルの交換はどこでするの？
エンジンオイル交換は自動車整備工場・カーディーラー・カー用品店等で行うことが出来ます。
まだ馴染みのお店を持ってない方は馴染みのお店を作っておいた方が、エンジンオイルの交換時だけではなく様々な相談をやりやすくて便利だと思います。
金額面ではカー用品店が安くで済む場合もありますが、技術面ではカーディーラーや整備工場の方が安心感が高い傾向があるように感じますが結局は作業してくれるサービスマン次第な所があるので、、、店選びって難しいんですが。。。
色んなショップへ通ってみて信頼できるショップを見つけられるようにしましょう。
作業に自信がある方は自分でオイル交換を行うのが間違いないと思いますが、不慣れな方・自信がない方はムリにチャレンジせずにショップへ依頼するようにしましょう。
エンジンオイルの選び方
カー用品店で交換を依頼する場合は多数の種類がありますので不安な方はスタッフへ相談して選びましょう。
自分で選ぶ場合は
- 粘度
- 性能/オイル分類
がメーカー指定以上の物を選ぶようにして下さい。
粘度が低い/柔らかかったり、指定のグレード以下の物を使用するとエンジン故障につながります。エンジン保護のためにオイル交換してるのに逆に壊す可能性が出てしまいますので気を付けて下さい。
エンジンオイルのメーカー指定は、車両の取扱説明書やメーカーサイト等で確認出来ます。
エンジンオイル交換時はオイルエレメントも交換しましょう
オイルエレメントとはエンジンオイルが運んできたゴミや異物を取り除くフィルターです。
一般的にはオイル交換2回に1回の頻度で交換しますが、長期間オイル交換をしてない場合は交換サイクルを無視して交換しときましょう！
オイルエレメントも長期間交換してないと、フィルターないが詰まってしまいエンジン不調等の原因になってしまいます。
まとめと最後に
ここまで、小難しい事をダラダラと書いてきましたが
- エンジンオイルは役割がたくさんある
- 長期間交換してないとエンジン壊すぞ
- メーカー指定よりも早いサイクルでの交換が必要/押し売りじゃない
- 基本的にはショップに相談/出来る人はDIYでも可
- オイルエレメントっていうのも交換してね
といった感じです。
自分の大事な愛車を守る為にも定期的に点検・交換をし長く安全に安心して乗られるようにしましょう！
少しの手間と金額を惜しんで損をするのは自分自身ですので。。。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
しっかりメンテナンスをして、安心安全なカーライフ・バイクライフをお送りください！！